【C#】「tail -f」コマンドっぽいものを作ってみた
はじめに
LinuxでWEBアプリを作っていると、Apacheのログ監視、DBのログ監視とかで「tail -f」コマンドをよく使う
最近はWindows+Apache+PHPでアプリを開発しているけど、tailコマンドを使いたくなることが結構ある
Windowsでtailコマンドっぽいことをやろうと調べてみると、「PowerShell 3.0 以上」のソースコードが出て来る
自分の開発環境はWindows 7なので、PowerShell 2.0らしい
Windows 7 SP1だとPowerShellのバージョンが上がるらしい。自分のPowerShellのバージョン調べてなかった
あとコマンド長いし、大文字小文字混ざっている(;´Д`)
怪しいソフトは入れられないし、慣れていないPowerShell使うのが面倒なのでC#で作ってみた
ソースコード
以下のサイトを参考にして作成した
参考元ではRubyで作成しているけど、ブログ内で
ファイルを一行ずつ読み込み&出力で次の一行が無ければ sleep で待てば良さそう。
と書いてあるので、そのままC#で作ってみた
使い方
ビルドしたときのバイナリ名が「tail_file.exe」で、環境変数Pathを通すと以下のコマンドでログ監視的なことができる
tail_file <ファイル名>
Linuxの「tail -f」は、実行時に文末の数行を表示するけど、今回のソースは実行時に先頭から文末まですべて出力する
数MBのファイルで実行した時、結構待たされるかもしれない
【Javascript】select要素の開いた/閉じたイベントを実装した話
はじめに
前回の記事の続き
前回の話は、セレクトボックスを選択した時(値が決まった時)にモーダルを表示するという機能を作成したけれども、
onchangeイベントを使っていたため、同じ値を選択したときにモーダルが表示されない問題点があった。
調べてみてもあまりコレだ!とくる内容のサイト・記事が見つからなかった
なので、セレクトボックスに「開かれた」、「閉じた」、「値が変わらなかった」という独自イベントを作成した話
実装
動作するイベントを調べた結果、「開くとき」に発生するイベントは「click」で「閉じるとき」に発生するイベントは「click blur keyup」ということがわかった(Chromeで調査)
今回はjQueryとAngularJSを使って実装
HTML
<div ng-app="App" ng-controller="Sample"> <select ng-model="Sample.selectValue" ng-select-event expanded="Sample.onOpened()" unexpanded="Sample.onClosed()" nonchanged="Sample.onNonChanged()" ng-change="Sample.onChanged()"> <option value="1">1</option> <option value="2">2</option> <option value="3">3</option> </select> {{Sample.selectValue}} </div>
Javascript(jQuery、AngularJS)
(function(window, jQuery, angular) { 'use strict'; var module = angular.module('App', []); module.controller('Sample', [ '$scope', function($scope) { $scope.Sample = this; this.selectValue = '1'; this.onOpened = function() { window.console.log('おーぷん'); }; this.onClosed = function() { window.console.log('しまった'); }; this.onChanged = function() { window.console.log('変わった'); }; this.onNonChanged = function() { window.console.log('変わってない'); }; } ]); /** * 普通のselect要素では、「リストボックスが開かれた」、「リストボックスが閉じた」、 * 「値が変わらなかった」等のイベントが無いため作成 * * 以下のイベントを発生させる * ・リストボックスが開かれた * ・リストボックスが閉じた * ・値が変わらなかった */ module.directive('ngSelectEvent', [ '$timeout', function($timeout) { return { restrict: 'A', scope: { expanded: '&', unexpanded: '&', nonchanged: '&' }, link: function(scope, element, atts, ctrl) { var jQueryElement = jQuery(element); var WATCH_EXPAND_EVENTS = 'click'; var WATCH_UNEXPAND_EVENTS = 'click blur keyup'; jQueryElement.data('expanded', false); var __expanding = function() { jQueryElement.off(WATCH_EXPAND_EVENTS, __expanding); jQueryElement.data('expanded', true); jQueryElement.data('oldvalue', jQueryElement.val()); jQueryElement.on(WATCH_UNEXPAND_EVENTS, __unexpanding); (scope.expanded)(); }; var __unexpanding = function() { jQueryElement.off(WATCH_UNEXPAND_EVENTS, __unexpanding); jQueryElement.data('expanded', false); jQueryElement.on(WATCH_EXPAND_EVENTS, __expanding); (scope.unexpanded)(); var oldValue = jQueryElement.data('oldvalue'); $timeout(function() { var newValue = jQueryElement.val(); if (oldValue == newValue) { (scope.nonchanged)(); } }, 0); }; jQueryElement.on(WATCH_EXPAND_EVENTS, __expanding); } }; } ]); })(window, window.jQuery, window.angular);
今後の自分のためにも、AngularJSを使用しないソースコードも作ろうと思ったけど面倒くさくなったでござる
問題点?
見直しでjsfiddleで動作確認したところ、「ESC」キーを押したときの挙動がイマイチかも
「ESC」キー押してもイベントが走るように、「keyup」イベントを監視するようにしているけれども、2回押さないと反応してくれない・・・
他のキー(数字の1とか)を押した後だと、1回でイベントが呼ばれる感じ
keyupイベントは別処理にして、押されたキーのチェックをしたほうが良いかもしれない
【Javascript】ある要素のすべてのイベントの発生タイミングを調べる
経緯
セレクトボックスを選択した時(値が決まった時)にモーダルを表示するという機能を作成した
この時、セレクトボックスのonchangeイベントに関数を登録し、内部で値をチェック後、モーダルを表示する動きをしていた
この時の問題点は、同じ値を選択したときにモーダルが表示されないこと
onchangeイベントが発生しないため仕方ない・・・
チェックするイベントを増やせば良いと思ったものの、「選択中」とか「変わらなかった」とか分かりやすいイベントが無い
今回はセレクトボックスだったので、セレクトボックスに「開かれた」、「閉じた」、「値が変わらなかった」という独自イベントを追加したくなった
なので、セレクトボックスが「開かれた」・「閉じた」ときにどんなイベントが発生しているかチェックする処理を他のサイトを参考にしながら作成した
実装
以下のサイトを参考に作成
(function(window, jQuery) { 'use strict'; function getAllEvents(element) { var result = []; for(var key in element) { if (key.indexOf('on') === 0) { var text = key.substr(2, key.length) ; result.push(text); } } return result.join(' '); } window.console.log(jQuery('#test').context); window.console.log(getAllEvents(jQuery('#test')[0])); jQuery('#test').bind(getAllEvents(jQuery('#test')[0]), function(e) { window.console.log(e.type); }); })(window, window.jQuery);
↓実際のコード
セレクトボックスに「開かれた」、「閉じた」、「値が変わらなかった」という独自イベントを追加した話は次に書こうと思う